オンラインスイーツスクールSaki.+中嶋咲絵です。
今回はしっとりふわふわなマドレーヌをご紹介します。
少し懐かしい、シェル型とはまた違った食感のマドレーヌです。
ポイントは、「生地を泡立てすぎない」ことと、「混ぜすぎない」こと。
粉や油脂分が多いので混ぜすぎると気泡がどんどん潰れてしまいます。
混ぜるときはなるべく素早くを意識してみてください。
【材料】マドレーヌ型5個分(底直径5.5cm)
全卵 eggs Mサイズ2個(約95g)
グラニュー糖 sugar 65g
はちみつ honey 10g
薄力粉 flour 70g
ベーキングパウダー baking powder 0.6g
無塩バター unsalted butter 35g
太白胡麻油 oil 30g ※サラダ油、米油代用可
★油脂分を全てバターに変えるととてもいい香りになりますが、固くなりやすいので3時間以内に召し上がるのがベストです(個人的にはとても好きな味)
【下準備】
・型を天板に並べておく
・湯せん用のお湯を準備しておく
・卵が湯煎にかける前にオーブンを170℃に予熱しておく
・卵を泡立てる前に油脂を電子レンジで溶かしておく (600w約1分)
【作り方】
①ボウルに卵を割り入れ、ハンドミキサーで軽く溶きほぐす。
②グラニュー糖とはちみつを加え、最初は手動で卵と馴染ませる。(飛び散り防止)
③湯煎に当て40℃になるまで温めながら泡立てる。
《湯せんのお湯の温度目安》
使うボウルが、
・ステンレス→60℃程度
・ガラス→70℃程度
④湯煎から外し、さらに泡立てていく。泡立て終了の見極めは、「8の字」を書いてゆっくり消えていく程度。※泡立てすぎるとパサつくので注意する。
⑤低速で約1分、キメを整えていく。キメの細かな生地はここで決まります。
⑥薄力粉・ベーキングパウダーを合わせて2回に分けてふるい入れる。まず半量加えたら、ゴムベラで底からすくい上げるように、素早く混ぜ合わせる。
粉気がなくなったら残りをふるい入れ、同じように合わせていき、少し生地に艶が出てくればOK。
⑦溶かした油脂に生地の一部を加え、しっかり乳化させる。(分離から繋がっていく状態)
⑧⑦を加え全体が均一な状態になるようにさっと合わせる。油脂分が多いので混ぜすぎるとどんどん気泡が消え、固くなるので注意する。
⑨型の8分目まで生地を流し、一度天板ごと10cmくらいの高さから落とし、生地の気泡を抜く。
⑩170℃のオーブンで約15~18分、途中焼色を見て反転させながら焼成する。
⑩オーブンから出してすぐに天板を落として生地の熱気を抜く。ケーキクーラーに取り出し、冷ます。※この工程を省くと生地がどんどん縮んできます!絶対やって下さい!
★粗熱が冷めた頃が一番美味しく召し上がれます
★液体油脂を配合しているので、翌日も生地が固くなりにくいです
(混ぜなどが原因で固くなることはあります)
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■中嶋咲絵プロフィール
製菓衛生師
菓子製造技能士1級
高校卒業後、パティスリーで11年修行。
独学で製菓衛生師を取得。
トップパティシエの登竜門、ジャパンケーキショーで4度入賞。
その他入賞経験多数。
その後、製菓学校教員へ転職。
お菓子を作る仕事から教える仕事という新たなチャレンジをする。
4年間、製菓実習はもちろん製菓理論など、座学授業も受け持つ。
「教える」仕事にやりがいを感じ、現場で培った技術と専門学校で磨いた教えるスキルを生かし
全国どこからでも受講できる、オンラインスイーツスクールの立ち上げを決意する。
2019年12月オンラインスイーツスクールSaki.+を開講。
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