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動画版「パティシエに学ぶ、おいしく作れる低糖質スイーツ 」vol.1『低糖質マドレーヌ』

当会が東京・京都で開催してきた低糖質(low carb)スイーツ教室は現在休止しておりますが、このたび動画配信を開始することといたしました。おいしい低糖質洋菓子の作り方をパティシエが丁寧にご紹介します。糖質制限中の方、糖尿病の方にも安心して食べていただける糖質量です。初回は、ホームメイドの焼き菓子の中でも作りやすい「マドレーヌ」です。お菓子作りの経験のない方も是非作ってみてください。

江部理事長よりご挨拶 00:16 小寺パティシエよりご挨拶 01:29
材料説明 2:17 作り方 4:33

「マドレーヌ(プレーン)」

■作りやすい1回分の材料(10個分) 

*1個分 137Kcal / 糖質1.8g(※)

(※)糖質量は、甘味料の糖質量(血糖値に影響しない)を除いた数値です。

アーモンドパウダー 80g       
薄力粉 10g              
ベーキングパウダー 4g 
甘味料 シュガーカット0顆粒 15g
甘味料 シュガーカット0液体 8g
全卵 100g
無塩バター 75g
太白ごま油 15g
バニラビーンズ 1/5本
仕上げ用 ブランデー 少々

■作り方

作り始める前に
・材料を計量しておく
・シェル(貝殻)型にはバターを塗っておく
・オーブンを170℃に予熱する

① 袋に粉類(アーモンドパウダー、薄力粉、ベーキングパウダー)と甘味料(顆粒)を入れ、空気を入れるようによく振り混ぜてから、ボウルに入れる。

② 小鍋にバターと太白ごま油、バニラビーンズを入れ、火にかけて溶かす。

③全卵と甘味料(液体)を混ぜ、①に入れて、粉気がなくなるまでよく混ぜる。

④ ③に②を2、3回に分けて加え、よく混ぜる。

⑤ ④を型に入れてオーブンで焼く。170℃ 15分が目安。焼き色を見て加減する。
型に入れる方法は、絞り袋(丸口の絞り金を使用)に入れて絞り出すか、または、スプーンで入れてもよい。

⑥ 焼き上げたマドレーヌは、温かいうちに型から外しブランデーを刷毛で塗る。

■アレンジ:紅茶マドレーヌ、抹茶マドレーヌ、ショコラマドレーヌ

以下のそれぞれを粉類に一緒に混ぜて作る。

・紅茶:ティーパック2個分(茶葉4g)
・抹茶:5g
・ショコラ:無糖ココア10g

それ以外の材料・作り方はプレーンと同じです。

■小麦粉不使用のマドレーヌ

・粉類の材料
アーモンドパウダー 40g
大豆粉 30g
ふすま粉 8g
ベーキングパウダー 2g

粉類以外の材料・作り方はプレーンと同じです。

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<小寺幹成 パティシエ >

「パティスリー ロア・レギューム」オーナーパティシエ。
「エコール・キュリネール国立(現・エコール 辻 東京)」卒業後、同校の助手として5年間勤務。その後、「レ・サヴール」で修業。
「パティスリー タダシ ヤナギ」のスーシェフを経て、2002年、自店を埼玉県朝霞市にオープン。
著書『おいしく作れる低糖質スイーツ』(2016年 文化出版局)では、自身の開発した低糖質スイーツのレシピを惜しみなく披露。
一人でも多くの糖質コントロールをしている人に喜んでもらえればと、また、低糖質でも、お菓子のおいしさをお届けできればと願っている。

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企画協力 管理栄養士 佐々木 栄子
制作 一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会
https://www.toushitsuseigen.or.jp/

一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会は、糖質制限食の一層の普及を目指し、講演会、交流促進事業等の普及啓発活動を通して、広く糖尿病治療ならびに食生活に関する正しい知識を流布することを目的として、2013年に江部康二医師を理事長として設立された非営利団体です。
会の趣旨に賛同いただける皆様は、賛助会員としてご支援いただけますと幸いです。