どれだけ満たされた状況でも、人間は不満を感じることを辞めない。
歴史を振り返ってみると、ここまで生活が豊かな時代はなかったのではと思われる。
東京は震災と戦争で二度も焼け野原になりながらも、戦後目まぐるしい発展を遂げてきた。
食べるもの、着るもの、住む場所に困らない生活。当たり前のようであるが、実は先人たちが死に物狂いで作り上げてきた「繁栄という名のテーマ」の恩恵に預かっているのだ。
しかし今の日本は、様々な社会問題に苛まれ、戦後最大の苦境に陥っていると言える。
止まらない高齢化、上がらない賃金、自ら命を絶つ者、加えて未知のウイルスの流行。
人生において一番大切なのはお金だと思っていた時期がある。正直今でも少し思っている。
今の私にはお金がない。もちろん生活に困ったり借金をしたりするほどではないが、金銭的な面で将来への不安は絶えない。今までのように、年齢が上がると自動的に収入が上がるような時代でもない。物価は上がるが収入は上がらず、税率は上がるが金利は上がらない。
しかし、確かに私は今、「幸せ」である。
人生において一番大切なもの、それは健康であると思っている。自身と大切な人が、心身ともに健康であること。健康こそが人間の「幸せ」の本質なのだと感じる。健康であるからこそ、我々はこの世界と全力で対峙できるのだから。
今この文章を読んでいるあなたにとって、「幸せ」とは何だろうか。
材料
うどん麺
カボチャ
ニンジン
ぶなしめじ
豚肉
めんつゆ
ダシ
味噌
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