「素什錦」は旧正月を祝って伝統的に食べる料理で、10品目の野菜炒めと呼ばれますが、「十全十美如意菜」という料理名もあります。
縁起が良くて、色鮮やかな見た目なので、春節料理に欠かせない薬膳サラダです。もともと湯葉も入れるはずですが、なくても大丈夫です。他の手に入らなかった食材も、日本のスーパーで簡単に手に入る旬の食材で代用して、本場の味に負けないくらい美味しく作りました。
作り方は茹でて混ぜるだけで、すごく簡単に仕上げる料理です。ぜひ、作ってみて下さい。
【材料】
菜の花 200g
乾燥キクラゲ 15g
さやえんどう 125g
ニンジン 2本
セロリ 2本
カリフラワー 2/3房
レンコン 2節
酢水 適量
お湯 適量
塩 小匙1～2
油 小匙2
カシューナッツ 30g位
油 100ml~120ml
生姜 25g
長ねぎ 60g
ローリエ 3枚
八角 1個
山椒 小匙2
胡麻油 大さじ1~2
塩 小匙1～2
【ポイント・コツ】
①レンコンは変色を防ぐため、切った後はすぐに酢水につけます。
②野菜の茹でる順番は、浅い色の野菜から深い色の野菜の順で、それに、アクがない野菜から、アクが少ない野菜とアクが多い野菜の順で、茹でます。
③下茹での後は、また炒めるため、茹でる時間は少し短くして下さい。
④本場の料理に使うピーナッツは、水に一晩漬けたら、山椒と塩が入ってるお湯で茹でて、サラダに入れます。
⑤山椒を加えたら、焦げやすいので、よく全体を混ぜながら炒めて下さい。
⑥野菜を炒め過ぎると、シャキシャキの食感がなくなって、うま味も香りも飛んでしまうので、全体に手早くかき混ぜたら、すぐに火を止めてから、調味します。
⑦サラダにキクラゲを入れたので、冷蔵庫で保存する場合は、二日間以内食べて、常温で保存する場合は、できるだけ12時間以内で食べます。もし冷凍保存したら、およそ1か月位です。
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