「高額商品」の作り方
メイン商品とか主力商品とか、言い方はいろいろですが、要するにご自分の一番の収益源になるサービスのことです。
まず、この「高額商品」を持たんと活動している店舗経営者さんがいます、これはかなり苦戦しますよ。
単発の商品をつないでいくだけで収益をあげられるなら問題ないですけどね。
でも、それは難しいので、しっかりとした高額商品を持つことを本当に勧めます。
「高額商品」(メイン商品)は、ご自身のお客さんの課題を解決し、次のステージに連れて行ってあげることのできるサービスです。
ですので、基本的には何回か数ヶ月かけて行うことが前提になります。
1回で根本的な変化を起こすのは非常に難しいことが多いからです。
また、複数回、数ヶ月の期間をかけて相手の問題を解決するわけですから、それなりの高価格帯のサービスということになります。
単発でつないでいくよりも、効率的に売上を作ることができるので、収入も安定しますね。
ですので、もしまだこの高額商品を作っていないのであればぜひトライしてください。
また「すでに作っているけれどあまり売れてない」という方も意外と多いのではないかと思います。
そういう場合も今日の内容は参考になると思います。
では高額商品の作り方です。
・誰を(対象者)
・どうする(導く結果)
・どうやって(メソッド、ノウハウ)
を思い出してください。
まず「誰を」が「対象者」です。
ご自身のお客さんはどんな悩みを抱えて、どんな状況で生きている人なのかというイメージを具体的に考えてください。
そして話はここからですが、次にその人が「どうなる」(あなたが導いてあげる結果)を明確にします。
例えば、
・すでにいくつか起業塾に通っていて、いろいろなノウハウを試しているけれども売れない女性起業家
を対象にした場合、その人が自分の「高額商品」を購入してサービスを受けたらどうなるのか、と言うことをイメージします。
これは色々な表現があって
・自分にぴったりの集客導線を見つけて、毎月100万円オンラインだけで稼げるようになる
とか
・自分だけのコンセプトとメイン商品ができて、口コミでどんどんお客さんがやってくるようになる
とか
・自分の強みを見つけて、無理に売り込まなくても高額商品が売れるようになる
とか、色々な表現があるでしょう。
これは、仮に現在の状況は同じであっても、向かう先は様々だと言うことです。
それはあなた自身の価値観や持っているノウハウやメソッド、そしてお客さん自身が
どうなりたいと思っているかによると言うことです。
多くの人はこの「どうする(どうなる)」を曖昧にしたままセールスをかけようとします。
すると言われた方は「え?」ってなりますよね。自分の将来の姿が具体的にイメージできないですやん。
だからこちらがいくら熱心に進めても断られてしまうんです。
この、
・誰を(対象者)
・どうする(導く結果)
のことをビフォーアフター。
あなたのサービスを受ける前と後ですね。
これをぜひ明確にしてください。
もう一つ、、、。
どうやって(メソッド、ノウハウ)です。
ここも曖昧な人が多いんです、、、汗
「アロマを使います」
「施術で解決します」
「”〇〇”と言う(協会で習った)メソッドを使います」
で、終わる人が多いのですが、これも撃沈するパターンです;;;。
高額商品は先ほども書いた通り、複数回のセッションを想定しています。
そこで必要になるのは一体何でしょう??
それは、、、
課題を解決して次のステージに至る「ストーリー」です。
例えばあなたの高額商品が3ヶ月だったとして、その期間はどのように進んでいくの?
第1回目のセッションではどんなテーマを取り上げて、どのようなメソッドを活用するんですか?
第2回目は、、、
第3回目は、、、
と言う全体の流れをイメージすることが重要なのです。
この話をすると必ず言われるのが
「それは相手や状況次第ですやん」
「そんなのはその時にならないとわかりませんやん」
と言う。
全くダメ(笑)
もしあなたが10年選手でどんな相手が来ても大丈夫なベテランならそれでもOKです。
イチローはどんなピッチャーのどんな球でも打ちますよね?
でも、まだそこまでの経験がないうちは、推測で構わないので自分なりの「お客さんの成長ストーリー」を作ってくだささい。
もちろんやってみてその通りになるとは限らないので、その場合は必要に応じて修正すれば良いのです。
こう言った自分なりのストーリーを持っていれば、高額商品の提案も自信を持って行うことができます。
「出たとこ勝負」「相手次第」と思っているとセールスに全く説得力がありません。
結果として売り逃すことになります;;;。
いかがでしょうか?
今日はちょっと耳の痛い話だったかもしれません。
あるいはすでに知っていることばかりだったかもしれません。
しかし、実際に売れなくて困っている起業家はほとんどここができていません。
あるいは「やった気」になっています。
ですのでこれを読んだあなたはぜひもう一度「高額商品」作りに取り組んでみてください。
きっとビジネスが楽に回り始めるはずです。