チョコレートを使った創作スイーツのコンテスト「チョコレート・スイーツレシピ・コンテスト」(世界チョコレートフェスティバル実行委主催)の実食審査が16日、水戸市見和の中川学園調理技術専門学校で開かれた。最優秀レシピ賞に同市の松永英之さんの「みかん香る、さつまいもとホワイトチョコのチーズケーキ」が選ばれた。
同コンテストは、本県や水戸の銘菓を作ろうと開催し、今回で6回目。全国から23件の応募があった。同日の実食審査では、書類による一次審査を通過した14作品が並んだ。県洋菓子協会役員や同実行委員など審査員8人が、見た目や味・食感、アイデアなど総合的に審査した。
松永さんの作品は、本県特産のサツマイモと、つくば市の福来みかんを使用。家庭でも作れるよう、作業工程をなるべく混ぜるだけにした。審査員からは、味のバランスが優れ、素材の組み合わせのアイデアが評価された。
次いで優秀レシピ賞には、つくば市の砂見枝里奈さんの「青梅フロマージュ・ショコラ」、秋田県の藤田雄佑さんの「大人のチョコバナナ」に決定した。今回の応募作品について、事業者から希望があれば商品化を進めていくという。
同校長の中川純一実行委員長は「(作品は)茨城の素材をうまく利用したり、チョコレートと結び付けたりして、進化が深まっている。茨城や水戸でチョコの消費が増えるきっかけになればうれしい」と話した。
スポンサードリンク
スポンサードリンク