#新井恵理那 #あらいーな #お酢レシピ
ちまたで話題の“ちょっといーな”情報を、日替わりで紹介する「新井恵理那のあら、いーな!」。
29日のテーマは、「夏にぴったり!お酢レシピ」です。
コロナ禍で健康志向が高まる今、多くの関心が集まっているのがお酢。
今回は、そんなお酢を使ったオリジナルレシピを、「あら、いーな!」の料理コーナーでおなじみ、数々のメディアで料理監修を務める、あまこようこ先生に教えてもらいます。
今回は、食欲が落ちがちな夏にぴったり!お手軽お酢レシピ2品を教えてもらいます。
使うのは、スーパーなどで簡単に手に入る、ミツカンの穀物酢。もちろん、米酢でもできますが、すっきりした穀物酢がおすすめです。
■まぜるだけ!さっぱり“サル酢”
まずは、サルサならぬ“サル酢”を作ります。
メキシコ料理のタコスなどにかける、ピリリとした辛いソース「サルサ」。そのサルサを作る時、レモンやライムの果汁を使うことが多いそうなのですが、手軽にお酢を使っても、サルサが作れるといいます。
材料は、お酢、塩、オリーブオイル、タマネギ、トマト、オクラです。まず、タマネギを細かくみじん切りに。トマトとレンジで加熱したオクラは、1センチ角ほどの大きさに切ります。
切った野菜をボウルに移したら、そこに塩を入れるのですが、塩は少しで大丈夫。これは酢の酸味が、塩みを強く感じさせるためだそうです。
さらに、オリーブオイルと、たっぷりのお酢を入れ、よく混ぜれば、完成です。
今回は、このサル酢を焼き魚にかけます。塩を振るなどして、よく水気を切ったタラを魚焼きグリルで焼きます。
ここで、あまこ先生が、お酢を使った裏技を教えてくれました。お酢を網と身に塗ると、焼いても魚がくっ付きにくくなるといいます。
魚の動物性タンパク質は、熱すると金属と反応し、くっ付いてしまうのですが、お酢を塗ると、先に魚と酢が反応して固まるので、網にはくっ付きにくくなるそうです。
焼けたタラにサル酢をたっぷりかけて、頂きます。酸味の効いたソースと魚の相性抜群です。ソースの味付けも全然、薄くありません。冷蔵庫に常備しておきたいですね!
から揚げやそうめんにかけても、おいしいといいます。また、サル酢は、オクラの代わりにシソを使っても、おいしいそうです。
■レアチーズケーキ風?“酢イーツ”
2品目は、“酢イーツ”です。お酢を使って、レアチーズケーキ“風”を作ります。
しかし、材料の中には、チーズは見当たりません。実は、お酢の力を借りれば、チーズがなくてもレアチーズケーキ“っぽい”ものが、驚くほど簡単に出来るのだそうです。
では、作っていきます。生クリームにお酢を混ぜると、感触がもったりしてきました。お酢が生クリームをトロっとさせます。
これは、生クリームに含まれるタンパク質が、酢の酸の影響で沈殿するためだそうです。
また、通常レアチーズケーキを作る場合、クリームチーズを材料と混ぜ、滑らかにするのは、時間もかかって大変ですが、その手間も省けます。
続いて、溶かした粉ゼラチンと砂糖を混ぜ、それを先ほどのボウルに投入。さらに固まってきて、チーズっぽくなってきました。
あとは、タルト生地に入れ、冷蔵庫で1時間ほど冷やせば、レアチーズケーキ風酢イーツの完成です。
味は、まさにチーズケーキのよう!程良い酸味と甘みと、滑らかな口当たりです。チーズを使わずに、お酢でチーズケーキが出来上がりました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp