「地産地消レシピ」のシリーズとなっていますが、今回は調理はせず趣向を変え、境内地の探索と夏野菜の試食を紹介します。神饌田から霊宮まで続いている山道を登り、そこからさらに森の中へ入って行って、また神饌田に戻って来るという探索コースで、距離にして二キロメートルほどとなります。
先へ進むと世界が変わります。景色は木々の緑に包まれ、新鮮な空気は濃くなり、鳥たちのさえずりが到るところから心地よく聞こえてきます。居るだけで自然の生命力と営みを感じるとともに、その偉大さに圧倒されます。
こうして、約１時間半の探索は終了し、殿井出川のほとりで冷やしておいた夏野菜を頂きました。スイカは大きくズッシリと甘みがつまっていて、キュウリはシャキシャキ、トマトには甘みがあって瑞々しく乾いた喉を潤してくれました。