【2021年9月1日】大阪お好み焼きは誤解されている。パンケーキに豚肉を乗せた物ではない。キャベツのクリームシチューなのだ。大阪に初めて行った時に驚いたのは「お好み焼き・たこ焼きの美味しさ」である。小麦粉は控えめで、加熱はじっくりして、中がとろとろなのだ。それに習い、僕のお好み焼きには水が入らない。キャベツを塩でもんでしっとりと水が出てきたらそこに粉をふるのである。できるだけ少量である。卵を溶いてキャベツを薄く粉の水溶液を絡むようである。大事なことは、上から押さえつけないのだ。しっかりとキャベツを塩もみしておくのが重要。粉がキャベツの水と絡み、卵がとこみ加熱でキャベツを繋いでいく。ジックリと熱が上がりキャベツの内側に温度が入っていく。バラ肉の脂はジックリと溶け込んでいき、旨味に変わる。キャベツを丸ごと味わうメニューなのだ。その後、大阪では高級な食材を使いことで値段が高くなるメニューへと変わっていった。作る技術が要らなくなって行ったのだ。友人と一緒に訪ねた時、昔の味だと言われたことを思い出す。大阪はとても素晴らしい。
それまで食べたお好み焼きは小麦粉のドロドロの水溶液にキャベツが入り豚バラが乗ったものであった。ああ、西成の「お千代さん」、妻と結婚した時に新婚旅行で大阪に行った(関空からイタリア行ったのだけどトランジットで2泊した)。もう20年も昔のことだが、美味しかったことを思い出す。
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僕は正真正銘の2型糖尿病の患者。高血糖は食事に対する身体の当たり前の反応だ。そして、単なるマーカーでしかない。
「商品化された食事」「政治的に正しい皿の上の栄養学」が『ガンや、認知症、心疾患に循環器、壊疽に肺炎、透析に眼底網膜症、骨阻喪症にリュウマチ痛風膠原病に難病指定、薬で下がる検査値の異常(糖尿痛颶風高血圧に高脂血症)』を呼んでいる。この「病(と医者の呼ぶ災厄)」は食事の反映でしかない。
『幸運な病のレシピ』のデッサンはこちら
http://masaya50.hatenablog.com/entry/2020/04/22/130620
noteでも書いています。
https://note.com/masaya59/n/ndd377e9c2253#rAm2G
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