RKBは今月を「カラフルマンス」と位置づけ、人や地球に優しい取り組みを紹介していきます。10月2日は「フードロス」を減らすための取り組みです。大学生が考案したレシピの発表会が開かれました。
◆捨ててしまいそうなものを「食材」に活用
福岡市東区の商業施設で2日開かれたフードロス削減レシピの発表会では、福岡女子大学の学生が考案した45品から選ばれた5品が紹介されました。鶏の唐揚げの衣に野菜の皮を加えたり、ポテトサラダにピーマンの種を使ったりするなど、普段は捨ててしまいそうなものを材料として上手く使用していました。
◆フードロスの半数は“家庭内”で発生
野菜の皮唐揚げを考案・梶原愛海さん「フードロスで一番に思い浮かんだのが皮の廃棄率が高い野菜が多いなと。食べにくい部分を揚げることでパリパリにすれば食べやすいと考えました」
福岡県環境部循環型社会推進課・高橋洋子課長「唐揚げはこんがりしたところが風味があっておいしかった。そういう手があったかというアイデアが詰まっているのでみなさんの参考になると思う」
売れ残りや食べ残しなどによるフードロスは、福岡県では年間21万トンに上り、その半数以上が家庭内で発生しています。発表されたレシピは、リーフレットにして県内のスーパーなどで配布されています。