野菜

【フィレンツェ料理人自宅レシピ】トスカーナの夏の野菜料理 ファジョリーニ・アッラ・コンタディーナ【前菜】

🥗材料(二人前)🍅
・インゲン豆:400g
・にんにく:1片
・乾燥唐辛子:1本
・玉ねぎ:1個
・湯むきトマト:200g(ホールトマト缶:1/2缶)
・エキストラバージンオリーブオイル:適量
・塩:適量

👨‍🍳作り方👩‍🍳
①インゲン豆を好みの硬さになるように塩茹でして、ざるにあげて熱と水気を切っておく。
②薄切りにしたにんにくを鍋に入れて、オリーブオイルをたっぷりと入れて火にかけ、にんにくの香りが立ったら、ざく切りにした玉ねぎを加えて塩を振り、一緒に炒める。
③玉ねぎがしんなりとしたところで、唐辛子を手でちぎりながら加えてさっと馴染ませ、ざるにあげておいたインゲン豆を全て加えて、オリーブオイルが全体に回るようにしっかりとかき混ぜる。
④湯むきしたトマトを加えて馴染ませたら、ごく弱火にして鍋に蓋をして、5分から10分くらい蒸すように火にかける。
⑤野菜から出た水分が適度に飛んで、インゲン豆が程よく軟らかくなった時点で味見をして、塩加減を調整したら、鍋を火から外して常温になるまで置いておく。
⑥常温になったら皿に盛り付ける(冷蔵庫で冷やして食べても良い)。

~・~・~・~・~・~

今回の自宅レシピは、フィレンツェをはじめとするトスカーナ地方の夏によく食べられている、インゲン豆とトマトを使った「ファジョリーニ・アッラ・コンタディーナ」です。日本語では「インゲン豆の農夫風」という意味になりますが、イタリアの中でも特に豆類が庶民(=農夫)の食材として郷土料理に多く取り入れられている、トスカーナ地方らしい料理です。

料理のポイントは、メインの食材となるインゲン豆の茹で具合をお好みで調整する事で、イタリアでは10分や20分もかけてインゲン豆が完全にくたくたになるまで茹でる事で、トマトや玉ねぎと混ざり合ったような味わいと食感の料理に仕上げる事が多いですが、今回はインゲン豆の食感やフレッシュ感を失わせずに、個々の野菜の美味しさや食べ応えを楽しめるようなイメージで仕上げる方法をご紹介しました。

いずれの食材も国や地域を問わず、気軽に手に入るようなものですので、是非、野菜の旬の時期を活用しながら、この美味しい「ファジョリーニ・アッラ・コンタディーナ」を作ってみてください。

イタリアの郷土料理や食材について詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。

🇮🇹ラ・クチーナ・レジョナーレ
http://lacucinaregionale.com

「このファジョリーニ・アッラ・コンタディーナを食べてみたい!作ってみたい!」と思ってくださったら、高評価やチャンネル登録を宜しくお願いします!

また内容についての疑問や質問、チャンネルについてのリクエストも、是非コメント欄にお書きください!

それでは皆さん、BUONAPPETITO!

〜・~・~・~・~・~

🎵使用楽曲:フリーBGM「わくわくクッキングタイム的なBGM」/作(編)曲 : 鷹尾まさき(タカオマサキ)

🎥撮影・構成・編集:イタニナオヨシ

#ファジョリーニ・アッラ・コンタディーナ
#料理人
#レシピ
#おうちごはん
#イタリア料理
#郷土料理
#前菜
#イタリア
#フィレンツェ
#飯テロ